西国二十九番札所 松尾寺
              
   

開創千三百年記念
平成20年9月1日から平成22年5月31日までの期間、一千年来初めて、
西国三十三所全札所揃ってのご本尊ご開帳(西国三十三所結縁御開帳)が順次行われます

我が町 舞鶴にある 西国第二十九番札所 松尾寺に於いても、10月1日より、開創千三百年記念行事が行われます
77年に一度の 本尊開帳法会の日を迎えると共に収蔵庫(宝物殿)が完成致し1年を通じて
様々な記念行事が行われます

詳細は、下記の松尾寺公式ホームページで

貸切タクシー1台2時間5000円(要事前予約 詳細はここ)
         松尾寺参拝にいかがですか

 
 
 
 
 
舞鶴には、西国三十三ヶ所の二十九番札所の松尾寺があります。
馬頭観音を本尊としています。その歴史、境内の美しさ、文化財の多さ、そして江戸時代初期から伝わる「仏舞」(国重要無形民俗文化財)の行われる寺としても有名です。
若狭富士と呼ばれている青葉山の中腹にある松尾寺は、中国から渡来した唐の僧・威光上人が青葉山の山中で馬頭観音を感得して、和銅元年(708)に草庵を結んで馬頭観音像を安置したのが起こりと伝えられている。
その歴史、境内の美しさ、文化財の多さ、そして江戸時代初期から伝わる「仏舞」(国重要無形民俗文化財)の行われる寺としても有名です。
威光上人が寺を開いてから歴代天皇や貴族、田辺藩主らの帰依を受け、本堂などの伽藍(がらん)が建立されました。
天正6年(1578)の織田信長の丹後攻めによる細川藤孝の兵火によって堂塔はことごとく焼失したが、田辺藩主となった藤孝の手によって復興され、後の田辺藩主・牧野英成らによって今日の姿に整えられた。
国宝の仏画・絹本著色普賢延命像のほか、松尾寺には国の重要文化財指定の鎌倉時代の仏画、仏像が多い。

寺に伝わる松尾寺伽藍落慶式古図は、室町時代に平安時代末の鳥羽天皇松尾寺伽藍再興落慶式古図を写したものと見られ、参詣曼荼羅(さんけいまんだら)の一種と考えられている。
市の天然記念物の樹齢800年の大イチョウは、鳥羽天皇、美福門院が伽藍落慶式に臨幸した時の手植えと伝えられ、幹回り6m、樹高21mの巨木。



仏舞(ほとけのまい) 5月8日 (国重要無形民俗文化財)

毎年5月8日の花祭りの一環としてこの時期に奉納される「仏舞」は、松尾寺の珍しい会式として有名です。
仏舞は奈良時代に唐から伝えられたもので、仏舞の由来や始まりは松尾寺の古い記録が焼失して不明だが、江戸初期に舞われていた記録は残っている。
 仏舞は本堂内の舞台で大日如来、釈迦如来、阿弥如来の光背のついた金色の仏面をそれぞれ2人ずつ6人の舞人がかぶり、越天楽の曲に合わせて典雅な舞を繰り返すものです。
古くは松尾寺の寺坊の僧が舞っていたが、寺坊が消滅した後は門前町の松尾寺仏舞保存会の人たちが舞い伝えています。
松尾寺
(TEL:
0773-62-2900
 
 
場所は、京都府と福井県の県境近く、国道27号線から、青葉山に入って、緩やかな山道を2km(徒歩約30分)程、登ったところにあります。

 
 
自動車を利用される場合
  舞鶴より、国道27号線で福井県方向へ、福井県境のトンネル手前に松尾寺への案内看板があるので、そこを進行方向に対して、左側の小道に入って道なりに2km。山門手前には有料駐車場(車400円、バイク200円)があるので、そこに車を駐車してのお参りになります。
 
公共交通機関を利用される場合
 JR松尾寺駅まで、電車で行き、そこから、3km(徒歩約45分)。田舎道(アスファルト舗装)ではありますが、そこそこに松尾寺への案内標識があるので、道を間違うことはないと思います。旅の荷物は、事前に駅のロッカーなどに預けられることをお奨めします。
 タクシーを利用されるのあれば、松尾寺には、常駐していないようなので、東舞鶴駅よりの利用が便利かと思われます。但し、金額は・・・。
 バスを利用される場合は、JR東舞鶴駅或いは、当館のある西舞鶴駅より、京都交通バスにて、国道から分岐するバス停”松尾寺口”で降りられ、徒歩となります。緩やかな山道を2km(徒歩約30分)程、登ります。
 
 
 
 
 
 
 西国二十九番札所 松尾寺
公式ホームページへ
 
 
 
 
 
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