舞鶴市吉田にある、曹洞宗 瑠璃寺(るりじ)のしだれ桜は、舞鶴市指定文化財に指定されています。
樹齢300年とも言われている古木と樹齢や90年の若木の2本が満開に咲き、石垣からたれるさまは、あたかも桜の滝のようです。
瑠璃寺のしだれ桜は、1580年から19年間、丹後に幽閉されていた京都の公卿中院通勝(なかのいんみちかつ)を慰めようと、当時の田辺(舞鶴)城主で、通勝の歌の師でもあった細川幽斎が、自身の生誕の地である京都・吉田山の桜を移し植えたのが始まりと言い伝えられている。
古木の大きさは、幹周囲2.52m、高さ7mで、若木は、幹周囲1.45m、高さ7m程度です。
毎年3月下旬より4月上旬にかけて多くの人が、この”吉田のしだれ桜”を見るために足を運ばれます。また、4月上旬には、800個のロウソクの灯りで彩る「吉田のしだれ桜キャンドルイルミネーション」も行われまています。しだれ桜とキャンドルのかもし出す幻想的な一時をお楽しみいただくことが出来ます。
キャンドルイルミネーション開催日時
日 時:平成19年4月12日(土) 午後6時(小雨決行)
場 所:吉田・瑠璃寺(るりじ)(舞鶴市吉田)
問い合わせ:舞鶴観光協会 рO773−66−1024
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